リーガ・エスパニョーラのハビエル・テバス会長は、クリスティアーノ・ロナウドとジョゼ・モウリーニョの2人にスペインへ戻ってきて欲しいと考えているようだ。
レアル・マドリーに9年間在籍し、クラブ史上最多得点記録を塗り替えるなど、数々の成功を収めたC・ロナウド。スペインでは4度のバロンドールを勝ち取った後、2018年にユヴェントスへと移籍し、リーガから去っていった。
またモウリーニョは、2010年にレアル・マドリーの指揮官に就任。3シーズンで通算178試合を指揮し、127勝28分23敗という結果を残すと、2011-12シーズンにはリーガ制覇を経験。2013年に退任し、古巣チェルシーへと戻っていった。
そんなポルトガル出身の偉大な選手、監督について、テバス会長はスペインへ戻ってくることを望んでいるようだ。『Canal 11』のインタビューで答えている。
「クリスティアーノ・ロナウドに戻ってきて欲しいし、ジョゼ・モウリーニョにはスペインのクラブを率いて欲しい。彼は素晴らしい監督であり、我々のリーグを広めてくれる男だ」
C・ロナウドはレアル・マドリーでの9年間で、常にバルセロナFWリオネル・メッシと世界最高峰の争いを演じ、彼らの対戦は世界中の視聴者を魅了。リーガを9年間にわたって牽引してきた。現在両者は異なるリーグでプレーしているが、テバス会長は、C・ロナウドが去った影響はないと考えているようだ。
「正直に言えば、彼の退団はもっと影響を与えると思っていた。それでも、C・ロナウドがいるスペインリーグの方が好きだね」
「プレミアリーグには長年バロンドール受賞者がいない。それでも、世界最高のリーグだ。それは多くのレベルで素晴らしい仕事を行っているということだね」
また、2024年以降にスタートすると噂される欧州スーパーリーグ構想にも言及。「私はそれに完全に反対する」と立場を明確にし、「チャンピオンズリーグと形式は異なるため、競争は事実上終了する。このフォーマットは競争を殺すものだ。ビッグクラブにしか経済的利益はない」と、断固として拒否する姿勢を見せた。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です