バルセロナMFセルヒオ・ブスケッツは、自身9度目のラ・リーガ制覇を喜んでいる。『マルカ』が伝えた。
バルセロナの下部組織出身で、2008年にトップチームデビューを果たしたブスケツ。すぐさまチームの心臓に君臨すると、15シーズンにわたって主力を担い、リオネル・メッシとチャビに次ぐクラブ歴代3位の公式戦719試合に出場してきた。そして8度のリーグ優勝や3度のチャンピオンズリーグ制覇など、数々のタイトル獲得の立役者となっている。
そんな34歳MFだが、先日今季限りでバルセロナを退団すると発表。愛するクラブに今季限りで別れを告げ、新天地を求めることを明らかにしていた。
そうして迎えたラ・リーガ第34節、バルセロナは敵地でエスパニョールと対戦。するとロベルト・レヴァンドフスキの2ゴールもあって4点をリードし、終盤に2失点したが、4-2で快勝。2022-23シーズンのラ・リーガ制覇を達成している。
この試合でもフル出場で優勝に導いたブスケツは、試合後に自身9度目のラ・リーガ制覇に思いを語った。
「これでチャンピオンチームの礎はできた。タイトルを獲得するのは本当に難しいんだよ」
「タイトルを残してこのチームを去りたかったんだ。ラ・リーガのような重要なものをね。最初から目標としていたものだった。こういった形で去ることができて、僕は本当に幸せだよ。様々な人が認めてくれて、何年間も在籍して記録も残せたけど、こういった形で退団できて幸せだね」
これがバルセロナでの通算32個目の主要タイトルとなったブスケツ。主将としてのリーグ制覇と共に、クラブのレジェンドとして残された4試合を戦うことになる。


