ブンデスリーガは15日に各地で第10節が行われた。
フランクフルトは、ホームでレヴァークーゼンと対戦。前節はボーフムに0-3と完敗、ミッドウィークにはチャンピオンズリーグでトッテナムに2-3と敗れ、現在連敗中のフランクフルト。そのトッテナム戦で負傷した長谷部誠はベンチ外となったが、鎌田大地はスタメン入りを果たした。一方シャビ・アロンソ監督3試合目となるレヴァークーゼンでは、シックやディアビら主力人がスタメン入りしている。
開始5分でゲッツェが際どいシュートを放つなど、良い入りを見せるフランクフルト。さらに9分、鎌田からゲッツェへ繋いでコロ・ムアニがDFラインの背後をとってGKとの一対一を迎えたが、GKフラデツキーに阻まれる。16分にも鎌田のプレスからボックス内へ侵入するなど、序盤からチャンスを量産する。
フランクフルトは28分にはもコロ・ムアニが決定機を迎えたが、GKフラデツキーのファインセーブに阻まれるなど、チャンスは作るがゴールまで至らない時間が続く。32分にはディアビのクロスからフリンポンに決定機を許したが、バーに直撃して事なきを得た。
前半終了間際、フランクフルトは仕掛けたリンドストロムがボックス内で倒されてPKを獲得。コロ・ムアニのキックは一度防がれたが、GKフラデツキーの足がラインから離れていたとしてVARレビューの結果、蹴り直しに。2人目のキッカーを務めた鎌田大地は、冷静に沈めた。フランクフルトがリードして前半を折り返す。
良い形で前半を終えていたフランクフルトだが、56分に低い位置でのFKからインカピエに豪快なヘッドを許して失点する。それでも失点から2分後、コロ・ムアニがダイビングヘッドでネットを揺らし、勝ち越しに成功した。さらに65分、相手DFのバックパスを拾ってラインを破ったリンドストロムが技ありのループシュートを沈め、リードを2点に広げた。
勢いに乗るフランクフルトは70分、鎌田のパスに抜け出したコロ・ムアニがボックス内で倒され、VARレビューの結果PKを獲得。キッカーを務めるのは鎌田。再び冷静に沈めた。日本代表MFは自身ブンデスリーガで初の1試合2ゴール、リーグ戦の得点を「6」まで伸ばしている。
圧倒するフランクフルトは86分、アラーリオにも得点が生まれて5ゴール目。そのまま5-1と大勝を収めた。公式戦4試合ぶりの勝利となっている。
シュトゥットガルトは、ボーフムに4-1と快勝。遠藤航が先発した一方で、伊藤洋輝はベンチスタートとなった。
開始4分にカトンパ・ムブンパが自ら獲得したPKを沈めて先制に成功すると、22分にアーマダが追加点を奪う。29分に1点を返されたが、64分にカトンパ・ムブンパが相手を突き放すこの日2ゴール目。さらに71分、遠藤航がセットプレーのこぼれ球を押し込んで4点目を奪った。主将にとっては、今季の2ゴール目となっている。
シュトゥットガルトはそのままリードを守り、4ゴールを奪って快勝。今季のリーグ戦初勝利を挙げた。
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