ハノーファーの松田隼風がブンデスリーガ2部開幕節のカイザースラウテルン戦でトップチームデビューを果たした。クリスティアン・ティツ新監督も、そのパフォーマンスに満足したようだ。
現在21歳の松田は過去2シーズン、水戸ホーリーホックからのレンタルでハノーファーのセカンドチームに所属。そして今夏、同クラブは主に左サイドバックでプレーしてきた松田を完全移籍でトップチームに迎え入れた。
3日にホームで行われたカイザースラウテルンとの開幕戦では、松田が右サイドでフル出場。プレシーズン中のテストマッチと同様に、ティツ監督の下で右ウイングバックとして起用され、1-0の白星スタートに貢献した。
そしてティツ監督は試合後の記者会見で、74分に決勝ゴールを挙げたFWノエル・アセコを称えるとともに、チーム全体のパフォーマンスも称賛。「今シーズン、これからおそらく上位に絡んでくるであろうチームを相手に勝利を収めることができてうれしい」と振り返り、「右サイドではハヤテが何度もハーフスペースに突破していた」と名指しで言及した。
なお、この試合では、先月末に加入したばかりの横田大祐も70分から前線の右サイドで途中出場。今後、2人の日本人選手がハノーファーの右サイドで先発出場する可能性も十分にあるかもしれない。




