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Ao Tanaka Duesseldorf 10082023(C)Getty Images

2Gで大逆転勝利の立役者に!田中碧、デュッセルドルフ監督や敵将が称賛「一番叩かれていた選手が我々を救った」

ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフは21日の第10節でカイザースラウテルンに4-3で逆転勝利。ダニエル・ティウーネ監督は試合後、2ゴールを奪い巻き返しの立役者となった田中碧について語った。

この日、ホームのデュッセルドルフは32分までに3失点を許すまさかの展開に。しかし、36分には田中が混戦からこぼれ球を叩き込んで1点を返して反撃の狼煙を上げる。後半に入ってから50分にDFマティアス・ツィマーマンのミドルシュートが相手にディフレクトしてそのままゴールに吸い込まれると、57分には見事なパスワークからMFフェリックス・クラウスが決めて同点。そして63分、味方からの落としを受けた田中が強烈なミドルシュートをゴール左へ突き刺し、決勝弾をマークした。

デュッセルドルフはこのホームゲームを「フォルトゥナ・フュア・アッレ」(「みんなのためのフォルトゥナ」)として初めて入場料無料で開催。観客が5万2000人と満杯のスタジアムも、3点ビハインドの状況となったことにティウーネ監督は『スカイ』で「正直、まったく宣伝になっていなかっただろう」と認めつつ、そこから逆転に成功したことには「今日のこのショーは完璧に近かった」と安堵の様子で振り返っている。

また、インタビュアーにこの大逆転劇の主人公となった田中について問われた指揮官だが、「アオに関してはここ最近パフォーマンスがあまり良くなく割とネガティブな伝え方が続いていた。でも私は彼を毎日練習で見ていて、いつも一生懸命だし、全力出しているんだ。日本代表チーム、SAMURAI BLUEでの彼も見てきた」とコメント。そして、次のように続けた。

「今日の試合に向けてはSAMURAI RED(デュッセルドルフのチームカラーは赤と白)になって欲しいと話していた。ほかのメンバーと同じくそれほど上手く試合に入り込めていなかった。でも彼のゴールからは大きな決意がうかがえただろう」

「我々を救ってくれたのが、この数週間一番叩かれていたプレーヤーになったのも必然的かもしれない。彼はそこにいて結果を出してくれた。ものすごく嬉しいことだ。この調子で続けて欲しい。(この試合での活躍は)彼にとっても我々にとってもベンチマークとなればと考える」

なお試合後の記者会見では敵将のディルク・シュスター監督も田中の名前を口に。自チームの後半に入ってからの守備について「ボールを持つ相手選手にプレッシャーかけられず、まるでエスコートするかのような対応だったが、特に問題だったのはミドルシュートをブロックしようとしなかったことだ」と指摘しつつ「するとフォルトゥナのタナカのようなプレーヤーに打たせれば、あちらにもクオリティがあるので、少なくとも枠を捉えてくることに時計を合わせることができるものだよ」と表現。田中がネットを揺らすのも時間の問題と感じたのかもしれない。

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