ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフに加入した日本代表MF田中聡は、ドイツでのプレーに手応えを感じているようだ。地元紙『ライニシェ・ポスト』が伝えている。
現在23歳の田中は、今年元日にサンフレッチェ広島からデュッセルドルフに移籍。ウインターブレイク中に開催されたテストマッチで好パフォーマンスを披露した後、16日の第18節アルミニア・ビーレフェルト戦でも先発出場を果たした。この公式戦デビューでのプレーにも、マルクス・アンファング監督や強化責任者のスヴェン・ミスリンタート氏から称賛の言葉が寄せられている。
デュッセルドルフ市内のアパートも見つかったと伝えられる田中だが、1-0で勝利を収めたビーレフェルト戦について、「とても楽しかったです。観客は大きな声で熱狂的でした」とコメント。後半アディショナルタイムの交代時にも声援が沸いたが、「そのときは足がつってしまい、最初は観客がどう反応したか気づきませんでした。その後、拍手が聞こえてきて、とてもありがたく、嬉しく思いました」と振り返った。
一方で、2022-23シーズンはベルギーのコルトレイクでプレーしたことのある田中は、ドイツで感じた日本のサッカーとの違いも指摘。「ボールを奪われた直後に素早く切り替えてボールを取り返すのは日本では普通です。日本ではプレーのテンポは少し遅く、組み立てが重視されます。しかし、ここドイツでは前への動きが速く、1対1も多く発生します」と説明した。
デュッセルドルフは24日にアウェーで行われる次節でハノーファーと対戦する予定。田中は横田大祐や松田隼風が所属するチームについて「強力な相手ですね」と警戒心を示しつつ、「よりボールを保持し、より多くのチャンスをつくり、ゴールを決める必要があります」と改善点を挙げ、14位とまだ危機的な状況からチームとともに抜け出すことを誓った。
「残留争いだけのためにプレーしたくはありません。できるだけ早く順位を上げ、中位を目指して戦いたいです。そのために、自分ができることは全てやります。湘南ベルマーレ時代に残留争いを経験しているので、プレッシャーは感じていません。今は、一歩一歩、確実に戦っていくことが大切です」


