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“過去最高”の田中碧…デュッセルドルフ監督、躍動の2人を称賛「多くの人々はうちにこれほどの選手がいるなんて…」

ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフのダニエル・ティウーネ監督はクリストス・ツォリスと田中碧の活躍を喜んでいる。ドイツ紙『ビルト』がコメントを伝えた。

デュッセルドルフは15日に敵地で行われたブンデスリーガ2部第26節でオスナブリュックと対戦し、4-0で快勝。この一戦で田中のアシストから先制ゴールを奪ったツォリスは内野貴史の初ゴールなど2点演出すると、88分には田中は味方が放ったシュートが当たってコースを変える格好でダメ押しゴールをマークした。

ツォリスはこれでウィンターブレイク明けからの公式戦10試合で8ゴール3アシスト(今季通算17ゴール8アシスト)、田中は3ゴール3アシスト(通算7ゴール4アシスト)を記録。ティウーネ監督も、ここ6試合負けなしに大きく貢献する2人を称賛。昨夏にノリッジ・シティからのレンタルで加入した22歳ツォリスについては「我々とともに成長していることを喜んでいる」と話し、田中については

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「アオは常にあらゆる面で時間を必要とし、人として彼のことを読むのは私にとって難しいことを認めなければならない」と認めつつ「彼は今、これまでフォルトゥナで目にした中でベストのアオ・タナカだ。多くの人々はうちにこれほどの選手がいるなんて信じられないと目をこすっているだろう」と語った。

一方、ツォリスも田中も今夏以降の去就は不透明。ツォリスに関してはデュッセルドルフに買い取りオプションはあるものの行使は財政的に難しく、現行契約が25年までの田中も今夏の移籍市場での売却が濃厚とされる。ティウーネ監督も1部に昇格しない限り、2人を手放しざるを得ないと考えるようで「率直に言うと、それ(昇格)以外、この選手たちが来年もここに残ってくれる唯一の方法はないかもしれない」と語っていた。

なおデュッセルドルフは現時点3位ハンブルガーSVと勝ち点差1で4位に位置。インターナショナルウィーク明けには15位カイザースラウテルン(アウェー)や17位ブラウンシュワイク(ホーム)、13位ヴィースバーデン(アウェー)と下位チームとの対戦が続く。

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