ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフのダニエル・ティウーネ監督はMF田中碧にどのようなプレーを求めるのか。地元紙『ライニシェ・ポスト』が特集記事を掲載した。
田中は今月に入るまで前半戦のリーグ戦2試合、負傷離脱により欠場したワールドカップ中断期前の3試合を除くすべての公式戦にスタメン出場。しかし、今月4日の第23節レーゲンスブルク戦は90分間ベンチを温めると、続く11日の第24節ハイデンハイム戦は80分からしかピッチに立たず。だが、MFマルセル・ソボットカの出場停止もあり、19日の第25節ハンザ・ロストック戦にはフル出場し、敵地での5-2の圧勝に貢献している。
ハイデンハイム戦での田中のベンチスタートについて語った際、戦術的な理由を挙げたティウーネ監督だが、『ライニシェ・ポスト』曰くロストック戦前には求めるプレーについてより細かく説明。次のように話したという。
「彼は中間の位置でボールを求め、すぐにパスを返すことが多い。それについて私はこう言ったんだ。『これなら誰だってできる。もっと8番ポジション(インサイドハーフ)で一対一に入ったらどうだ』と。彼はそういうところこそで群を抜いたクオリティを発揮できるのだからね」
そして、田中はロストック戦でその言葉に応えたようだ。同監督はそのパフォーマンスに満足の様子をうかがわせつつ、「もうちょっとゴールを脅かしてもらいたい」と指摘すると、「一度完全に突破できていた。そこからもっと危険なフィニッシュを見せてほしいね」と注文する一方で「ただ、彼がより悔しかったのは、最近プレーしなかったことだろう。日曜日の試合では常に頼りにできることを私に示した」と続けている。
ティウーネ監督はまた、中盤のポジション争いについても言及。「私はいつもチェロ(マルセル・ソボットカ)がいかに重要か、ジョリト・ヘンドリックスがいかに優れているか強調してきた。4-1-3-2フォーメーションだと、セントラルMFには2つのポジションしかない。そして、アオは少しばかり先を越されていた」と説明した上で、ヘンドリックスが出場停止となるインターナショナルウィーク明けのハンブルガーSV戦での先発起用を示唆した。
「このポジションでは少しばかり3人から2人を選ばなければいけないという状況になっている。アオを完全に選択肢から外すことはない。でも彼は今回、ジョリト・ヘンドリックスが累積警告でなければ私はかなり頭を悩まさなければならないことを示してくれた」


