20201106_Yuya Osako_Bremen(C)Getty Images

大迫勇也に対するバッシングに元ブレーメンDFが苦言「問題を抱えているのは彼だけではない」

かつてブレーメンでプレーした元オーストリア代表DFのセバスティアン・プリョードルがブレーメン専門サイト『ダイヒシュトゥーベ』にコラム記事を寄稿。その中で、周囲からの批判が絶えない大迫勇也を「バッシングするのは誤った道」と表現した。

2018年夏にケルンから加入した大迫は、今シーズンのブレーメンでは苦しい立場に。昨年9月、DFBポカール1回戦カール・ツァイス・イェーナ戦に続き、ホームでの開幕節ヘルタ・ベルリン戦でも前半のみで交代を言い渡されると、ホームサポーターからフロリアン・コーフェルト監督の判断を歓迎するかのように沸き起こっていた。

以降、しばらくベンチスタートが続いたアタッカーだが、11月末以降は攻撃陣の複数選手が負傷も影響し、数試合には先発出場果たすも1アシストのみと大きなインパクト残せず。ネット上で批判が止まない中、さらに今月2日の第14節ウニオン・ベルリン戦でまたもハーフタイムに交代。そして、9日に行われたレヴァークーゼン戦のメンバーから外されていた。

そんな中、現在ウディネーゼに所属するプリョードルは15節消化時点で13位につける古巣の状況を分析。1-1で引き分けたレヴァークーゼン戦で守備的なアプローチを選択したことについて、「攻撃陣が不調のため、これ以上は求められないだろう。ブレーメンはとにかく自由にプレーすることができていないからだ」と納得の様子を示しつつ、マンチェスター・シティやバイエルン・ミュンヘンなどのプレーを引き合いに出し、「それらと比較すればブレーメンの試合は退屈だと言えるかもしれない」と述べた。

プリョードルは次のように続けている。

「そういった現状をユウヤ・オオサコのせいにすることが多い。彼は最近のレヴァークーゼン戦ではメンバーにすら入れられなかった。しかし、ブレーメンで問題を抱えているのは彼だけではない。彼一人のせいにしてはいけない。新しいシステムが彼に合っていないのかもしれないし、誰もが苦しむこのパンデミックが完全に頭から離れていないかもしれない。バッシングするのは誤った道だ。彼が疑いの余地なく持つクオリティをチームのために活かすためには彼に自信を与えなければいけない」

また現在33歳のベテランは離脱明けのデイヴィ・ゼルケやニクラス・フュルクルーグ、ミロト・ラシカについても言及。「それぞれのクオリティをピッチ上で引き出せればブレーメンの助けになるに違いない」と期待感を示すも、後者については「依然として移籍を望んでいるのか、それともまたブレーメンに集中するのか、僕としては確信を持てないため疑問が残る」と続けている。

なおブレーメンは16日に行われる第16節ではホームでアウクスブルクと対戦。コーフェルト監督はこの試合に向けた記者会見で大迫について「今週しっかり練習に取り組んでいる。アウクスブルク戦のメンバー入りに関しては様子を見よう」と具体的には語らず。いずれにしても「彼にとってベストな決断を下すつもりだ」と語っていた。

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