2020-09-20-osako(C)Getty Images

大迫勇也にブレーメン幹部から称賛の声…独代表OB「非常に高い個のクオリティを備える」

ブレーメンのプロサッカー部門のチーフを務める元ドイツ代表MFのクレーメンス・フリッツ氏が、FW大迫勇也の現状について言及。プレーの特徴を挙げ、高い評価を口にしている。

ブレーメンのフロリアン・コーフェルト監督は、先日のブンデスリーガ第9節ヴォルフスブルク戦前に負傷したアメリカ代表FWジョッシュ・サージェントの代わりに、大迫をセンターFWに起用。久々に先発した日本代表FWは、MFレオナルド・ビッテンコートによる先制弾をアシストすると、さらに乱戦となった47分、チーム3点目の相手OGにつながるプレーにも絡んでいた。

だが、コーフェルト監督は3-5と敗れた試合後、サージェントと大迫を比較するようにコメント。「ユウヤを責めるつもりはこれっぽちもない」と前置きしつつ、「だが、ジョッシュが我々のサッカーでどれほどのファクターなのかが見られた。彼はピッチにフィジカル面でもう少し多くの要素を持ち込むことを可能としながら、脅威を与えることもできる」と復帰後もサージェントの起用を続ける考えを示唆した。

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一方で、後日の会見でフリッツ氏も周りからの批判が集まりがちの大迫について言及。「ユウヤはほかのどの選手と同じく自信を必要とするプレーヤーだ。彼は非常に高い個のクオリティを備え、特にボールの受け方、運び方が優れている。勇気を持ってプレーし、(バイタルな)スペースに入り込む」とその特徴を挙げると、「彼のことを問題視することはないが、もちろんユウヤ自身が満足できない状況も味わっている。彼のようなクオリティを持つ選手となれば、彼への要求も必然的に高まるものだからね」と指摘した。

フリッツ氏は続けて、「ただ、ユウヤは素晴らしい性格だし、一生懸命取り組み続けている。週末(前節)にもそれを見せてくれて、フィジカル面での存在感も示していた。当然、常にすべてがうまくいくものではないが、これからもそれらに取り組んでいくはずだ」と大迫の姿勢への信頼を強調。「ユウヤが好調だと、チームとしての我々にものすごくポジティブな影響をもたらしてくれる。そういった選手がうちにいることは喜ばしい限りだよ」とも語っていた。

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