ウニオン・ベルリンMFマリウス・ビュルターは、2列目の左サイドでポジションを争う日本代表MF遠藤渓太からどのような印象を受けているのだろうか。地元紙『ベルリーナ・ツァイトゥング』のインタビューに応じた際、ライバルとの関係について語った。
現在27歳のビュルターは2019年夏に当時2部のマグデブルクからウニオンにレンタル加入。自身初めての1部挑戦ながら、3-1で制した19—20シーズン第3節のボルシア・ドルトムント戦で2ゴールを決めるなどで注目を集めると、公式戦7ゴール5アシストといった数字を残している。
だが今夏、クラブは左ウィングを本職とする同選手を買い取るも、新たに横浜F・マリノスから同じポジションの遠藤を期限付きで獲得。筋肉系の負傷などにより、出場機会が公式戦7試合(先発2試合、1ゴール)と限られているライバルについて、ビュルターはこのようなコメントした。
「上手くやっていると思う。彼にとっては難しいはず。まったく違う文化からやって来て言葉も違う。余裕ではないことが想像できる。でも、どんどんよくなってきているよ。ドイツ語はまだ無理だけど、英語で話せるからね。(ドイツ語は)少し理解できていると思うけどね」
新型コロナウイルスに感染し、3週間程の離脱を強いられたビュルターはこれまで公式戦13試合に出場(1ゴール)。遠藤とのライバル関係についても触れている。
「競争はピッチのみだ。ドレッシングルームではそんな感じはまったくない。彼のことを気に入っているし、仲良くしている。競争はお互いにとってプラスになると信じている」
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