日本代表MF原口元気は今夏に契約が満了となったブンデスリーガ2部ハノーファーから1部ウニオン・ベルリンに加入。『ツァイト』や『ビルト』などドイツの複数メディアがそのコメントを紹介している。
2014年夏に浦和レッズからドイツに渡った原口は14年夏~18年1月までヘルタ・ベルリンでプレー。半年間の2部フォルトゥナ・デュッセルドルフへのレンタルを経て18年夏には完全移籍で当時1部のハノーファーに渡るも、翌年からの2シーズンは2部で過ごすことに。そして、今夏にフリーでウニオンに加わり、再び1部の舞台に立つことが決まった。
1部への再挑戦は原口自身にとって重要な意味を持つ。「もう一度自分のクオリティを見せることを望んでいます」と強調する現在30歳の同選手は「1部と2部ではかなり違いますね。ですが、2部でたくさん学びましたし、結果を残せたと思います。今は以前より自信がつきました。新しいチャレンジとなります」とハノーファーでの経験を活かすことを誓った。
また、新天地がヘルタとライバル関係のウニオンに決まったことには「以前はヘルタでしたが、今はウニオンのプレーヤーです。もう(チームカラーは)青ではなく赤です」とコメント。今年1月にヘルタ指揮官に復帰したパル・ダルダイ監督と事前にウニオン移籍について話したかと問われると「それは考えませんでした。直接ウニオンに向かっていたら難しかったかもしれませんが、僕はハノーファーやデュッセルドルフにもいたので。だから自分の考えでは問題ないかと思います」と返している。
同じ首都クラブでも内部の雰囲気はかなり異なるようだ。「ヘルタにもたくさん助けてもらいましたけど、ウニオンは特別な感じですね。家族のようです」と指摘する原口だが、ウニオンで同僚となる遠藤渓太との関係についても言及。日本代表では「ポジション争いのライバル」と語りつつ、「僕の最も好きなポジションはMFの中央だったら10番(トップ下)や8番(インサイドハーフ)。でも例えば6番(ボランチ)やサイドなどほかにもいくつかのポジションをこなせます」と続け、クラブではポジションが被ると見ていないことを示唆した。
なお『ツァイト』によれば、原口は妻、そして2匹のラブラドール・レトリーバーと暮らせる住居をまだ見つけておらず、今のところはホテル生活が続いているという。一方で「ハラグチは今後長期にわたってドイツに残ることも考えられるようだ」とも伝えられ、現役キャリア後もドイツでの生活を続ける可能性があるかもしれない。


