20210919_Hiroki Ito_Stuttgart(C)Getty Images

伊藤洋輝、ボルシアMG戦にスタメン出場?シュトゥットガルト主力組に新型コロナ陽性続出

シュトゥットガルトのDF伊藤洋輝は現地時間16日に敵地で行われるブンデスリーガ第8節ボルシア・メンヒェングラットバッハ(ボルシアMG)戦で主将の遠藤航とともにスタメンに名を連ねるかもしれない。

ペレグリーノ・マタラッツォ監督は試合に向けた会見で伊藤の先発起用を3つの可能性のうちの1つとして示唆。クラブが会見後に公表したMFオレル・マンガラの新型コロナウイルス感染症PCR検査の陽性反応により、伊藤が加入後2度目のリーグ戦スタメンのチャンスを迎える可能性がさらに高まっている。

シュトゥットガルトは10月に入ってから15日まで選手5人の陽性反応を報告。そのうちレギュラーはDFワルデマー・アントンやMFロベルト・マッシモ、GKフロリアン・ミュラーの3人。前者のアントンは3バックの中央のセンターバックでプレーし、先月の第5節レヴァークーゼン戦(1-3でシュトゥットガルトが敗戦)では出場停止により欠場となった際には、伊藤が代役を務め、リーグ戦スタメンデビューを果たしていた。

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一方、マタラッツォ監督は第6節ボーフム戦(0-0)では中盤でもプレーするアタカン・カラゾルをセンターバックで起用。それもあり、指揮官は会見では現地記者に「アントンの穴を誰が埋めるのか。イトウやカラゾル、それともまったく別のアイデアがあるのか?」と問われると「そう、可能性はその3つ。イトウ、カラゾル、まったく別のアイデアだ」と返答。次のように続けた。

「ヒロキは3バックでプレーしたことがあり、彼はそのときには良いパフォーマンスを見せてくれた。だが、前節の中盤の形(遠藤、マンガラ、カラゾル)をキープしたければ、カラゾルを守備ラインに下げ、ほかのボランチかインサイドハーフを1人加えることも考えられる。ここ数日間、そういったフォーメーションで良い練習ができていたのだからね。まだ決めていないよ。判断を下すのは最終調整のあとになる。ただ、クレイジーなことはしないつもりだ」

しかし、その後に先日長期離脱から復帰していたマンガラの陽性が判明し、3-1で勝利した前節ホッフェンハイム戦での“中盤の形“より1人が離脱。指揮官がさらにカラゾルをほかのポジションに動かす可能性は考え難く、これまでほとんどプレーしていなかったメンバーの起用の可能性も否めないものの、伊藤のセンターバック起用、カラゾルの中盤起用が濃厚と言えるかもしれない。

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