ザンクト・パウリのアレクサンダー・ブレッシン監督は、日本人選手のメンタリティーを気に入っているようだ。
MF藤田譲瑠チマが昨夏に加入したザンクト・パウリは、今冬にはDF安藤智哉を完全移籍で獲得。さらに、京都サンガF.C.との契約が満了となるFW原大智が同クラブへの移籍に迫っているとメディアで報じられる中、ブレッシン監督はブンデスリーガ第20節アウクスブルク戦に向けた記者会見に臨んだ。
その会見で現地記者は「日本人選手がもう1人やって来ると言われているが、あなたたちにとってその市場が特に魅力的なのか、それとも日本人選手を特に好んでいるのか、あるいはなぜあの地域からこれほど多く来ているのか、教えてもらえますか?」と質問。ベルギーのオーステンデやユニオン・サン=ジロワーズを率いたことのあるドイツ人指揮官は微笑みを浮かべながら、こう返答した。
「今うちにいる2人の選手に加えて、ホペイロ(神原健太)も含めて、本当に素晴らしい人間性を持っている。メンタリティーの面でも素晴らしい選手たちだ。私は以前も日本人選手を2人指導していた。日本人と一緒に仕事をするのは本当に好きだ。求めたことを非常に早く実行してくれるし、労働倫理も非常に高い。だからこの2人、そしてケンタという3人目についても、非常に満足している」
ブレッシン監督は補強については「今後どうなるかは分からない。様子を見よう。以前も言ったように、常に目と耳を開いて状況を見ていき、その上で何が起きるかを見極める」とコメント。移籍報道には具体的には触れず、原に関する発言を期待していた記者には「今のところ、これ以上言うことはない。ナイストライだったね」と返し、再び微笑みを浮かべた。
なお、ブレッシン監督がオーステンデとユニオン・サン=ジロワーズで指導した日本人選手はMF坂元達裕(現コヴェントリー・シティ)とDF町田浩樹(現ホッフェンハイム)。また、昨夏にザンクト・パウリのトップチームに昇格した、日独ハーフでU-20日本代表経験を持つ18歳MFニック・シュミットは、4部所属のセカンドチームでの起用が続いている。



