ザンクトパウリの藤田譲瑠チマは、ブンデスリーガ第14節のハイデンハイム戦で2つのアシストを記録し、勝利に貢献した。
ザンクトパウリは13日、第14節でハイデンハイムと対戦。藤田は先発出場を果たした。試合は拮抗した展開で迎えた35分、右サイドから中央へと巧みなパス交換が続き、最後は藤田がペナルティーエリア内に斜めのパス。これに反応したマルティン・カースがゴール右上にシュートを突き刺し、藤田のアシストからザンクトパウリが先制した。
その後、ザンクトパウリは退場者を出して数的不利となるが、追加点が53分に生まれる。中盤でのボールカットから藤田が前線にスルーパス。このパスに抜け出したカースが再び鋭いシュートを沈め、リードを2点に広げた。終盤は数的不利の中で1点を返されたが、最後までリードを保って試合は終了。11試合ぶりの白星を手にした。
この試合において2アシストで勝利に貢献した藤田は、クラブ公式サイトで今節に対する感想を語っている。
「一人少ない状態での後半は厳しかったけど、ここで勝ち点を得るために全力を尽くし、それを成し遂げられました。僕たちは大喜びです。残留争いで重要な勝ち点を獲得しました。これからも続けていかなければならないです。アシストができて嬉しいす。僕はいつもフォワードの選手たちにパスを出そうとしています。2-0の前の場面では、マルテインが素晴らしい縦への動きをしてくれたので、彼にパスを送ることができました」
