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日本代表MF藤田譲瑠チマ、ザンクトパウリ移籍が決定。「自分の強みを活かしてチームの成功に貢献できると確信」

ザンクトパウリは27日、シント=トロイデンVVから日本代表MF藤田譲瑠チマを獲得したことを発表した。

現在23歳の藤田は、2023年夏に横浜F・マリノスからシント=トロイデンに完全移籍。ベルギーリーグでの2シーズンで47試合に出場した。

今夏の移籍市場で他クラブから関心が寄せられているといった報道があった中、今回、ザンクトパウリへ加わることが発表された。

今回の加入に際し、藤田はクラブの公式サイトで意気込みを語った。

「FCザンクトパウリは評判の良いクラブだ。スポーツディレクターとヘッドコーチとの話し合いで、ここで自分の強みを活かしてチームの成功に貢献できると確信した。新しいチーム、この街、そして何よりもファンの皆さんを本当に楽しみにしている」

また、スポーツディレクターを務めるアンドレアス・ボルネマン氏は、「ジョエルはフットボールインテリジェンス、ダイナミズム、守備的存在感の興味深い組み合わせを提供してくれる。技術的に優れており、非常によく指導されていて、若い年齢にもかかわらず国際経験がある。彼が私たちのゲームの発展を助けてくれると確信している」と喜びを口に。監督のアレクサンダー・ブレッシン氏は、「ジョエルについて私が愛しているのは、彼の勇気とプレーの明確さだ。彼は非常に勤勉な選手で、スペースに対する優れた感覚を持っている。ボールをインターセプトし、パスも正確で丁寧。私たちに素晴らしい形でフィットするだろう」と称賛の言葉を送っている。

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