シャルケ率いるトーマス・ライス監督は、次節で戦列に復帰したDF吉田麻也を起用するかもしれない。ブレーメン戦前の記者会見でその可能性について語った。
後半戦に入ってから8試合負けなしと巻き返すも、直近の4試合は1勝3敗で17位にとどまるシャルケ。後半戦初黒星の第26節レヴァークーゼン戦(0-3)と第27節ホッフェンハイム戦(0-2)では、冬に加入したDFモリッツ・イェンツが欠場を強いられた一方で、第28節ヘルタ・ベルリン戦(5-2)と第29節フライブルク戦(0-4)は太ももの負傷で吉田が欠場を余儀なくされていた。
しかし、後者は数日前に練習を再開し、26日には全メニューを消化。29日のブレーメン戦での実戦復帰、さらにイェンツとの“負けなしコンビ”の復活が期待されている。会見に臨んだライス監督は、「マヤはこれまでの練習を消化している」と報告すると、次のようにも語った。
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「スプリントなどでどうか、明日(28日)の最終調整での様子を見なければならない。これまでは大丈夫な印象だ。すでに何人か多少リスクをとることになる選手がいるので、彼に関してもどれだけのリスクを冒すか考えなければならない。だが我々は、何人かに関してはリスクをとらざるをえない状況にいる」
ライス監督は負傷明けの吉田の起用に慎重な一面を覗かせつつ、起用せざるを得ない状況にあることを示唆。最終的にどのような判断に至るのだろうか。