2020-11-11 Okugawa Masaya SalaburgGetty Images

奥川雅也は今冬にも移籍?ザルツブルクSDが今年に入ってからベンチ外のMFの状況に言及

レッドブル・ザルツブルクのMF奥川雅也が今冬にも移籍するかもしれない。クラブのシュテファン・フロイントSD(スポーツディレクター)がその可能性を示唆した。

2015年夏にオーストリアに渡った奥川は、ザルツブルクのファームチームであるリーファリング(15~17年)、マッターズブルク(17~18年)、ホルシュタイン・キール(18~19年)へのレンタルを経て19年夏からザルツブルクでプレー。同クラブのトップチームで迎えた1シーズン目は公式戦33試合に出場し、11得点をマークするなど結果を残していた。

しかし、現在24歳のアタッカーは今シーズンに入ってから内転筋の問題などもあり、なかなか調子が上がらず。前半戦は公式戦14試合に出場したものの、スタメンに名を連ねたのは7試合のみ。チャンピオンズリーグ予選、本大会、国内カップ戦ではそれぞれ1得点記録したが、リーグ戦では1アシストにとどまり、年明け以降のリーグ戦2試合ではベンチにすら含まれない状況が続いている。

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そして、フロイントSD曰く、メンバー外の理由はどうやら負傷ではない模様。オーストリア『スカイ』で「マサヤに関しては、簡単な状況ではないと言えるだろう」と認める同SDは「彼はここ1年半、うちで本当に良くプレーし、たくさんのアシストやゴールを決めてくれた。最近はあまり出番がない。とても優れたプレーヤーだが、競争が非常に激しい。何かが起こることを除外しかねない」と続け、今冬の移籍の可能性を示唆した。

昨年日本代表チームがオーストリア遠征を行った際、追加招集されるもクラブでの新型コロナウイルス感染の事情により初のA代表入りがお預けとなった奥川。2月以降の去就が気になるところだ。

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