佐野海舟や川﨑颯太が所属するマインツは、すでにボー・ヘンリクセン監督の後任を見つけたようだ。クラブ幹部のクリスティアン・ハイデル氏が明かしている。
3日にヘンリクセン監督の解任を発表したマインツは、翌日にハイデル氏が暫定的に指揮を執るセカンドチームのベンヤミン・ホフマン監督とともに記者会見に出席。その場で、ホフマン監督の采配は5日のボルシア・メンヒェングラットバッハ戦に限られることが示された。
ヘンリクセン監督との「特別な関係」を振り返ったハイデル氏は、解任について「私たちにとって、可能な限り品位をもってこの件を終えることが何より重要だった」と説明。一方で、「私たちはすでに新監督を見つけたと非常に確信している」と次期監督の決定がほぼ固まっていることを示唆しつつ、「どうか今ここで名前を挙げないでほしい。そうされたら私が返すは氷のような沈黙だけだ」と、候補者名への言及を避けた。
なお、『ビルト』や『スカイ』によると、2018年夏から約5年半ウニオン・ベルリンを率いてクラブをチャンピオンズリーグへと導いたウルス・フィッシャー氏が新監督候補の1人の模様。マインツにはほかにも複数の候補がいるものの、現在フリーのスイス人指揮官とはすでに意見交換を行ったと報じられている。

