マインツMF佐野海舟が、ドイツ誌『キッカー』でフランクフルト戦のマン・オブ・ザ・マッチ（MOM）に輝き、さらに第32節のベストイレブンに選出された。
来季の欧州コンペティション出場を目指す7位マインツは、4日に行われたブンデスリーガ第32節で3位フランクフルトと対戦。前半15分に失点したがその後はペースを掴むと、前半終了間際のイ・ジェソンのゴールはオフサイドの判定で取り消されたものの、57分にFWヨーナス・ブルカルトが同点弾を奪った。試合はそのまま1-1で終了している。
この試合でフル出場を果たした佐野は、何度もボール奪取を記録した他、後半アディショナルタイムには好機を演出するなど、攻撃面でも存在感を見せていた。
そして『キッカー』は、存在感を見せた佐野を両チーム単独トップの「1.5」と評価。MOMに選んだ上、加入後初めてとなる週間ベストイレブンに選出した。「ボール奪取役として佐野海舟は卓越したパフォーマンスを見せ、フランクフルトのカウンター攻撃を何度も阻止した。さらに前線への展開でも何度も良いアクセントを加えた」と評価している（※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低）。
なおこの試合の結果、マインツは勝ち点は48となり、順位に変動はなし。6位RBライプツィヒとの勝ち点差は「2」、5位ボルシア・ドルトムントとの差は「3」となった。次節は最下位ボーフムとのアウェーマッチに臨む。
