Kaishu Sano Mainz 04052025(C)Getty Images

佐野海舟、フル出場もマインツ地元紙は厳しい評価「ここ数週間とは対照的。まったく堂々としていなかった」

マインツMF佐野海舟は、ホルシュタイン・キール戦でのパフォーマンスが地元紙で厳しい評価となっている。

4位マインツは、5日に行われたブンデスリーガ第28節で最下位キールとホームで対戦。34分にアレクサンダー・ベルンハルトションに先制点を奪われたが、75分に途中出場のFWネルソン・ワイパーが同点弾を奪う。その後はスコアが動かず、試合は1-1の引き分けに終わった。

この一戦でもフル出場した佐野だが、地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』の評価は久々に低いものに。DFモリッツ・イェンツやMFイ・ジェソンにワーストタイとなる「5.5」をつけた同紙は、佐野にも「4.5」とやや厳しい評価を下している。そして、以下のように指摘した。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

「ここ数週間限りなく好パフォーマンスを見せていたのとは対照的に、この試合ではまったく堂々としていなかった。何度かボールロストをし、ボール奪取の場面もいつもより少なかった。しかし、ボールを失ったあとの中盤では数的不利に陥ることが多かったことも、その一因だっただろう。少々戸惑っているような印象を与えていた」

なお『キッカー』は、佐野のプレーに及第点となる「3」を与えている。また同じくフル出場し、惜しいシュートも放ったキールFW町野修斗は「3.5」となった。

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