Kaishu Sano Mainz 03302025(C)Getty Images

佐野海舟、敗戦もチーム最高評価!地元紙「マインツのプレーヤーで断トツ。ドルトムントの攻撃やカウンターを何度も阻止し…」

マインツMF佐野海舟は、ボルシア・ドルトムントに敗れたチーム内で最も高い評価を受けた。

マインツは30日、敵地で行われたブンデスリーガ第27節でドルトムントと対戦。39分と42分に立て続けに失点し、72分にはFWマキシミリアン・バイヤーの2点目で0-3に。76分にパウル・ネーベルが1点を返したが、スコアはそのまま動かず、7試合ぶりに黒星を喫した。

一方、ここまで公式戦すべてに先発している佐野は中盤の柱の一人として攻守に貢献。鋭いボール奪取や積極的な攻撃参加を見せるなど、随所で存在感を発揮した。そして、地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』は、「鉄人のみが納得のパフォーマンス」と題した評価記事で、佐野にチーム単独最高となる「2」を与え、次のように寸評した。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

「マインツのプレーヤーで断トツ。どこにでも顔を出している。ドルトムントの攻撃やカウンターを何度も阻止し、攻撃時には相手を置き去りにする走りも見せた。ただし、ファイナルサードでは、もっとゴールへの意識を高める必要がある。自らシュートを狙うのは禁じられていないのだから」

なお、ドイツ誌『キッカー』では佐野に対する評価はチーム最高タイの「3」に。得点者のネーベルや途中出場のホン・ヒョンソクらと並ぶ評価となっている。

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