マインツのエースFWヨナタン・ブルカルトは今季のチームのパフォーマンスに満足しているようだ。地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』で、MF佐野海舟を絶賛した。
マインツは1日に行われたブンデスリーガ第24節で、RBライプツィヒと対戦。前半開始直後にシャビ・シモンスのゴールを許すも、後半52分、佐野が敵陣深い位置でボールを奪い返して速攻を発動。最後はナディエム・アミリがクロスに合わせてシュートを流し込んで同点に追いついた。そして58分、アミリのパスを受けたブルカルトがボックス内で反転すると、DFの股を抜く技アリのシュートを突き刺し逆転に成功。スコアはそのまま動かず、マインツが2-1で勝利し、試合は終了のホイッスルを迎えた。
リーグ戦14ゴール目をマークしたブルカルトは試合後、チームのパフォーマンスへの喜びを語った。中盤でコンビを組む佐野とアミリの2人は「間違いなく国際舞台でも通用する」と褒め称えると「佐野海舟をスカウトした人は、本当に喜ぶべきだろう。信じられないほどのプレーヤーだ」と絶賛した。
なお、24歳のドイツ代表FWは、出場停止や負傷離脱でメンバーがまたも入れ替わった3バックにも言及。「誰がプレーしようと、いつも3人のトップ級のセンターバックがいる」と称賛した。守備も、3連勝で4位に浮上したマインツの好調の要因と考えるようだ。