マインツ地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』はブレーメン戦でのMF佐野海舟のパフォーマンスにチーム最低タイの評価をつけた。
マインツは15日に行われたブンデスリーガ第3節でブレーメンとホームで対戦。序盤にPKで先制されると、27分にはMFイ・ジェソンが相手GKが落としたボールを押し込み同点に。だが、ブレーメンが後半、60分に退場者を出すも69分には再びリードを奪うことに成功。対するマインツはいくつかのチャンスをつくり出すも最後までゴールを割れなかった。
そして『アルゲマイネ・ツァイトゥング』は「エンジンルームの連携不足」と題した評価記事を掲載。GKロビン・ツェントナーやDFモリッツ・イェンツ、MFイ・ジェソンを「3」とチーム最高タイとした一方で、佐野やナディエム・アミリの中盤の2人には「4.5」と最低タイの点数をつけた。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
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79分に交代となった佐野については次のような寸評が記されている。
「この若い日本人選手はフットボールをプレーできる。だが、ボー・ヘンリクセン監督の戦術指示を本当に理解できているのかどうかについては、23歳がブンデスリーガ3試合を終えた後もまだはっきりしない。さもないと多くの誤った走りや判断より生じる中央での大きな隙は説明できない。ナディエム・アミリのカバーリング役として大幅な改善が求められる」
なお、ウニオン・ベルリン、シュトゥットガルトと引き分けたマインツはこれが今季初黒星に。20日の次節ではアウクスブルクとのアウェーマッチに臨む。