RBライプツィヒは、MF佐野海舟が所属するマインツのボー・ヘンリクセン監督の招へいに動く可能性があるようだ。ドイツ『スカイ』が伝えている。
ライプツィヒは先月30日、成績不振を理由にマルコ・ローゼ監督を解任。同日、ジョルト・レーヴ氏が今シーズン終了までに暫定的に指揮を執ることが発表されていた。新体制初陣となったDFBポカール準決勝のシュトゥットガルト戦は敗れたものの、リーグ戦ではホッフェンハイムとヴォルフスブルクに連勝し、4位浮上と好スタートを切っている。
一方で、ライプツィヒ幹部はすでに来季からの次期監督を模索中。これまで、クリスタル・パレスのオリヴァー・グラスナー監督や現在フリーのロジャー・シュミット監督、シェフィールド・ウェンズデーのダニー・レール監督、そしてコモのセスク・ファブレガス監督らが候補に挙がっていた。
しかし『スカイ』によると、ファブレガス監督をコモから引き抜くのは「非常に難しい」とのこと。また、現在チャンピオンシップ(イングランド2部リーグ相当)のクラブを率いるレール監督についても、プレミアリーグクラブからの興味が伝えられており、イングランド国内でステップアップする「可能性の方が高い」という。
こうした中、同メディアは、昨年2月以来マインツを率い、今季は上位に導いているヘンリクセン監督を新たな候補として紹介。ライプツィヒは現在50歳のデンマーク人指揮官の「キャリアを非常に高く評価しており、すでに調査を開始している」と招へいに動いているようだ。
グラスナー監督やシュミット監督とは異なり、これまでレッドブル・グループのクラブを率いた経験のないヘンリクセン監督。佐野を重用することでも知られ、今年1月にはマインツと2027年までの新契約を結んでいるが、今夏以降、ブンデスリーガ内でのライバルクラブへと新天地を求めることになるのだろうか。




