Achim BeierlorzerGetty

開幕2連敗のマインツ、バイアロルツァー監督を解任…ブンデスリーガで早くも2人目の更迭

マインツは28日、アヒム・バイアロルツァー監督(52)を解任したことを発表。これまでのアシスタントのヤン=モリッツ・リヒテ氏(40)が「この先当面」はその後任を務めることになった。

マインツは昨年11月に当時ケルンで解任を言い渡されたばかりだったバイアロルツァー監督を招へい。同監督は昨シーズン終盤のリーグ戦5試合で3勝に導いてチームは13位でフィニッシュ。新シーズンは敵地での開幕節RBライプツィヒ戦を1-3で落とすと、昇格組シュトゥットガルトとのホームマッチも1-4で黒星を喫し、早くも17位に低迷している。

シュトゥットガルト戦後に緊急会談を開いたクラブ幹部はバイアロルツァー体制に終止符を打ったとのこと。ルーヴェン・シュレーダーSD(スポーツディレクター)はクラブ公式ウェブサイトで感謝を告げつつ、「オープン且つ率直な話し合いの結果、クラブとしてアヒム・バイアロルツァーとの仕事を続けない決断に至った」とコメントしている。

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一方で、マインツは先日にはハンガリー代表FWアダム・サライを巡ってチームと監督の対立が発覚。コロナ禍により一部返上となっていた給与の支払いを要求したと伝えられる同選手が「競技面の理由から」チームから追放されたことで、選手たちが23日の練習を揃ってボイコットするという事態に発展していた。チームとの関係が悪化していたことも今回の解任につながったとも見られる。

なお同監督の解任は、今季のブンデスリーガではシャルケで27日に更迭されたデイビッド・ワグナー監督に続く2人目。開幕2試合で2連敗を喫し、自動降格圏に陥っているクラブが監督交代に踏み切っている。

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