ホルシュタイン・キールに所属する町野修斗の市場価値が大きく上昇したようだ。
現在25歳の町野は、2023年夏に当時ブンデスリーガ2部に所属していたキールに加入。新チームでさっそく主力として活躍し、クラブ史上初のブンデスリーガ昇格に導いた。しかし、初めてブンデスリーガで戦ったシーズンは、町野こそ11ゴール3アシストという見事な結果を残したものの、クラブはわずか1年で降格が決定してしまった。
今季のパフォーマンスもあり国内外の複数クラブから関心を寄せられる町野は、来季も1部でプレーする可能性が高いと見られている。以前にはマインツやフライブルク、最近ではウニオン・ベルリンやボルシア・メンヒェングラッドバッハのほか、プレミアリーグのブレントフォードやウルヴァーハンプトンも獲得に乗り出していると報じられており、今後の動向が注目される。
そんな中、「transfermarkt.de」が現在の市場価値をアップデート。複数のクラブから狙われている町野は、評価額が350万ユーロ(約5億7000万円)から500万ユーロ(約8億1000万円)に上昇した。
現地メディア『shz』は、今回の市場価値アップについて「町野の上昇はホルシュタイン・キールにとってプラスに働くだろう。この日本人選手は引き続きドイツとイングランドの複数クラブから狙われており、記録的な移籍金をキールの金庫に流し込む可能性がある」とし、移籍によってクラブに大きなお金が入ること可能性があると伝えている。


