レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督の今夏以降の去就は、今月中にも明らかになるかもしれない。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』が、その可能性を指摘した。
昨季にリーグ戦無敗でレヴァークーゼンをクラブ史上初めてのリーグ優勝に導いたアロンソ監督。DFBポカールも制覇した43歳のスペイン人指揮官には、以前からレアル・マドリーやバイエルン・ミュンヘン、リヴァプール行きの報道が絶えなかった。そして現在もまた、今夏以降の去就が騒がれつつある。
こうした中、『シュポルト・ビルト』はアロンソ監督が昨年の3月と同様に、今月のインタナショナルウィーク明けに自身の将来について決断を明かす可能性があると指摘した。その狙いとして、現在首位バイエルンと勝ち点6差で2位につけるチームを勢いづけること、そしてクラブが4月から本格的に着手するという来季のチーム作りに向けて、自身の去就を明確にすることが挙げられている。
また同誌によれば、学齢期の子どもが3人いるアロンソ監督は、家族とともに来年に向けて明確な展望を持って計画を立てたいと考えている模様。家族ととものデュッセルドルフでの生活は快適であり、クラブでは完全にサッカーに専念できることから、少なくともあと1シーズンはレヴァークーゼンに残る可能性も十分考えられるという。
なお、『シュポルト・ビルト』曰く、カルロ・アンチェロッティ監督が2026年まで契約を結んでいるレアル・マドリーへ、アロンソ監督が今夏に渡る可能性は低いとのこと。同監督は次節ボーフム戦に向けた27日の記者会見でその決断を発表すると予想し、各代表チームでの活動を終えて戻ってきた選手たちに決断を伝えた後、公表する考えだという。

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