ブンデスリーガ首位を走るレヴァークーゼンのメンバーたちは「優勝」を口にすることはないようだ。FWネイサン・テラがドイツ誌『キッカー』でその理由を語った。
24歳のテラは昨夏にサウサンプトンから完全移籍でレヴァークーゼンに加入。右サイドすべてのポジションをこなすアタッカーはヨーロッパリーグ(EL)の試合では常にスタメンだったが、ブンデスリーガではベンチスタートが続いていた。
しかし、ナイジェリア代表招集外となったアフリカ・ネイションズカップの開催中にようやくリーグ戦でも先発のチャンスを得た。すると、第20節ダルムシュタット戦(2ゴール)に続き、第21節のバイエルン・ミュンヘンとの大一番でもチーム2点目をアシストするなど3-0の完勝に貢献した。
アーセナルアカデミー育ちであり今でも熱狂的なアーセナルサポーターだというテラだが、そのバイエルン戦での本拠地の雰囲気について、ダルムシュタット戦に比べても「さらにクレイジーだったかもしれないね…」とコメント。「友だちもたくさん来ていたんだ。彼らは『イングランドとはまったく違う』と言ってるよ。ものすごくエキサイティングだし、ファンたちは信じられないほど素晴らしい」と明かした。
テラは首位レヴァークーゼンの選手たちが2位バイエルンとの勝ち点差が「5」となっていても「優勝」という言葉を口にしないことについても言及。「まだ何も勝ち取ってない。毎試合勝てば良いけど、シーズンが終わったとき、見せられるものを何も得ていなかったら、すべてが無駄だったことになる。それが理由だ」と説明している。
「(優勝の本命となっても)僕たちにとっては何一つ変わらない。僕たちはどの試合でも可能な限り良いプレーをしたいんだ。土曜日のように試合を楽しみにして、プレーして、試合後はまだ改善できる部分、上手くできた部分を見る。そして、次の試合に向けて準備をするんだ」
バイエルン戦直後にはシャビ・アロンソ監督の下でのプレーについて「あれほどスマートで信じられないほど素晴らしい監督がいる。彼には何でも可能だ」とも語っていたテラ。「彼は自身の考えを僕たちみんながすぐに理解できるように説明してくれるんだ」と指揮官のコミュニケーション力もレヴァークーゼンの躍進の一因と考えているようだ。




