Granit Xhaka Leverkusen 04122025(C)Getty Images

X・アロンソ監督の去就不透明な状況がチームに悪影響?ジャカが本音吐露「誰がサイドラインに立つのか分かっていたほうが…」

シャビ・アロンソ監督の去就が不透明なままの状況が、レヴァークーゼンのチームに影響を及ぼしているのかもしれない。MFグラニト・ジャカがそれを示唆した。

2位のレヴァークーゼンは、4日に行われたブンデスリーガ第32節でフライブルクとのアウェーマッチに臨み、2-2で引き分けた。この結果、昨季ブンデスリーガ王者は首位バイエルン・ミュンヘンとの勝ち点差を縮めることができず、試合前にわずかに残っていた逆転優勝の可能性は完全に消滅した。

レヴァークーゼンは、フライブルク戦でも前半終了間際と後半開始直後に失点。フロリアン・ヴィルツのスーパーゴールを含む終盤の2得点で、かろうじてドローに持ち込んだ。試合を通じてポゼッション率では上回ったものの、初シュートは68分と遅く、攻撃面では連係の噛み合わない場面が目立った。

この結果、レヴァークーゼンは直近4試合のうち3試合で引き分け。クラブ史上初のリーグ優勝とDFBポカール制覇を成し遂げた昨季とは対照的な内容が続いている。今夏のレアル・マドリー行きが取り沙汰されるアロンソ監督だが、その去就がいまだ明確にされていないことも、チームのパフォーマンス低下に繋がっているとの見方もある。

試合後、ジャカはドイツ誌『キッカー』の取材に対し、「正直に言うと、どんなチームにとっても、どんな選手にとっても、来季誰がサイドラインに立つのか分かっていたほうが楽だと思う。絶対にそうだ!」と強調。さらに、「でも、それをここ数週間の結果の言い訳にするつもりはない。監督はここにいる限り、僕たちの監督だ。彼が去るような印象は受けていないし、僕が加入してからの2年間と同じように、しっかりと僕たちを準備させてくれている」と語った。

一方で、32歳のスイス代表MFは「どんなチームでも、彼のような監督を欲しがるのは当然。僕たちは2年間彼と過ごしてきた。3年目も一緒にやれるかどうかは僕が言うことではないけれど、素晴らしい時間だった」ともコメント。アロンソ監督の去就が正式に決まらないまま、シーズンは終わりを迎えてしまうのだろうか。

広告
0