Lennart Maloney Kaishu Sano Mainz 20251214(C)Getty Images

バイエルンを苦しめた桁違いの運動量…マインツ新監督も驚き「ほとんど異常ともいえるほどの労力」

先日2-2で引き分けたバイエルン・ミュンヘン戦で、マインツのMFが1試合での運動量の新記録を打ち立てたようだ。

ウルス・フィッシャー氏を新監督に迎えたマインツは14日に行われたブンデスリーガ第14節で、ホームでは今季勝ち点を落としていないバイエルンと対戦。佐野海舟と川崎颯太(右サイドバックとして)が揃って先発出場したこの試合は、29分にバイエルンが先制するも、ボール保持率20%以下のマインツが67分までに逆転。結局、バイエルンは試合終盤にハリー・ケインがPKを沈め、試合は2-2のドローに終わった。

そして、この一戦でのマインツのスタッツが話題に。ボール保持率は15%、シュート数は6対24と大きく下回ったものの、チームの走行距離は132.1キロを記録し、今季最多を更新。中でもレナート・マローニーは14.77キロを走り、2019-20シーズンにヘルタ・ベルリンのヴラディミール・ダリダが記録していた14.65キロを上回る、ブンデスリーガ歴代単独トップの数字を叩き出した。

また、フィッシャー監督は試合後、「もちろん非常に満足している。チームは、ほとんど異常とも言えるほどの労力を注ぎ込み、その努力が報われた」とコメント。さらに、「特に中盤の4人だ。彼らは13.5キロから14.8キロも走っている。これだけの労力を費やしたのだから、最後に何かを持ち帰れた時の喜びはなおさらだ」と語っていた。

この4人はマローニーのほか、イ・ジェスン(13.55キロ)、ヴィリアム・ボーヴィング(13.64キロ)、そして佐野(13.78キロ)。なお、昨シーズンにリーグトップの走行距離を記録した佐野は、今季も166.7キロで同ランキングの首位につけている。

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