ホルシュタイン・キールのFW町野修斗が、ドイツ誌『キッカー』でブンデスリーガ第31節のMVPを獲得した。
最下位のキールは26日、ブンデスリーガ第31節でボルシア・メンヒェングラットバッハ(ボルシアMG)と対戦。試合は前半に町野のヘディングシュートによる得点を皮切りにキールが2点のリードを奪うも、後半に入ってボルシアMGに反撃を浴びて試合は振り出しに。しかしその後、互いに1点ずつ奪い合った後半アディショナルタイム、ゴール前の混戦から町野が劇的な勝ち越し弾を奪って試合は終了。日本代表FWが、降格危機に直面するチームに大きな勝ち点3をもたらした。
『キッカー』はそんな町野のプレーに「1.5」と、チーム単独最高の評価点を与え称賛。マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出したのはもちろん、第31節ベスト・イレブンに選出、さらに同節のMVPにも選んでいる。寸評では「実際には2得点では物足りないほど、さらに2ゴール決めることも十分に可能だった。町野修斗はボルシアMGにほとんど止められず、最高のパフォーマンスを見せた」と評し、MVP選出にあたって次のように記している。
「もう限界だったはずだ。町野修斗はすでに何分か前から疲れ切っていた。ホルシュタイン・キールに所属するこの日本人選手は、土曜日に行われたボルシアMG戦でハードなプレーを続け、得点が多く生まれたこの試合で15分にヘディングで先制ゴールを決め、さらにグラットバッハの守備陣に度々問題を突き付けた」
「試合が9分間のアディショナルタイムに突入する前から、25歳の彼の疲労は目に見えていたが、それでもピッチに立ち続けた。何人かのチームメートが問題を抱えていたから、そしてマルセル・ラップ監督が語るように『彼は走り、戦い抜くことができる』からだ」
「そしてこのFWは、それを全うするだけでなく、アディショナルタイムに劇的な4-3の決勝ゴールまで決めた。このゴールは町野にとって今季10点目であり、キールのチーム内ランキングで最多得点。しかも、彼のゴールはこれで終わらないかもしれない」
なお、町野が『キッカー』のベスト・イレブン入りを果たしたのは今季2度目。今シーズンがブンデスリーガでの初挑戦となる25歳は、同誌のMVPに輝いたキール初の選手にもなった。

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