前節で負傷交代を強いられたホルシュタイン・キールFW町野修斗は、次節フライブルク戦に間に合う可能性があるようだ。マルセル・ラップ監督が練習での様子について言及した。
町野は4日に行われたブンデスリーガ第32節アウクスブルク戦に先発出場。24分にPKで自身リーグ戦11点目となった先制ゴールを決めた。しかし、25歳の日本代表はその直後に左足首負傷による途中交代を余儀なくされた。3‐1で勝利したこの試合後には松葉杖を使っていたこともあり、状態を不安視する声が上がっていた。
一方、クラブは5日にMRI検査の結果を発表。「検査で足首の構造的損傷は確認されていない」とし、大きなケガではないことを明らかにした。さらにラップ監督も、地元メディア『キーラー・ナハリヒテン』に対し、7日にはすでに個人練習を再開した町野について「修斗の状態は割と良さそうだ」と安堵の様子を見せ、次のように続けた。
「足首がどう反応するかを見ているところだ。想定どおりであれば、今後数日でトレーニングの強度を徐々に上げていくことになる。すべてが順調に進めば、週末には間に合うだろう」
アウクスブルク戦勝利で初の連勝を飾ったキールは残り2試合で降格圏の17位に位置。入れ替えプレーオフ圏内の16位ハイデンハイムとは勝ち点1差、残留圏内の15位ホッフェンハイムとは6ポイント差。残留争いの行方を大きく左右するフライブルク戦で、3試合連続ゴール中のチーム得点王・町野を欠くのは避けたいところだろう。




