Shuto Machino Kiel 04262025(C)Getty Images

町野修斗の移籍金は“格安”ではない?キール地元紙が主張「解除条項なし」「ボルシアMGのほかにも複数のブンデスクラブが関心」

ホルシュタイン・キールのFW町野修斗に関心を寄せているクラブは、ボルシア・メンヒェングラッドバッハだけではないようだ。地元紙『キーラー・ナハリヒテン』が報じている。

ドイツ紙『ビルト』は1日、ボルシアMGが今季リーグ戦で10ゴール2アシストを記録している昇格組キールの町野に「大きな関心」を示していると報道。一方で、同クラブが現在25歳の日本代表FWに対して「それほど大きな出費をする必要はない」と見ており、移籍金はわずか400万ユーロ(約6億5000万円)になるだろうと予想した。

これを受け、『キーラー・ナハリヒテン』は、町野がキールと結んでいる2027年までの契約には、「グラットバッハに安価な取引を可能にするような契約解除条項は盛り込まれていない」と指摘。そのため、キールが求める移籍金は「おそらく現在の推定市場価値を上回るものになるだろう」と見られている。

さらに同紙は、町野の移籍金をさらに押し上げる要因についても言及。「グラットバッハのほかにも複数のブンデスリーガクラブが、日本代表で6キャップを持つこの選手に関心を示している」と伝え、今夏に争奪戦が繰り広げられる可能性を示唆した。

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