2021-01-02-muroya(C)Getty Images

室屋成に対する「スシの国」発言のレポーターが実質解雇…独放送局「無神経且つ不適切な態度」

ドイツ『スカイ』は12日、『dpa通信』を通じてレポーターのヨルク・ダールマン氏の契約が切れる今夏までの降板を決断したと伝えた。決定打は先日のハノーファー戦での同氏による「スシの国」発言だったようだ。

昨年末にはウニオン・ベルリンGKロリス・カリウスのパートナーであるソフィア・トマラ氏に対する女性を軽蔑する発言が物議を醸したダールマン氏。先日、ブンデスリーガ2部のエルツゲビルゲ・アウエ対ハノーファーの試合で日本代表DF室屋成が好機を逸した場面で、「彼が最後にゴールを挙げたのはスシの国」と発し、視聴者から“スシ”の複数形を使うことで日本人を食べ物に例えたと非難されてツイッターで炎上。本人は自身のインスタグラムで人種差別的な発言ではなかったと主張していた。

しかし、ここ数日間反応を示していなかった有料放送局の『スカイ』だが、ここに来て同局で中継される試合に今後ダールマン氏を起用しない決断に至ったとのこと。スポークスマンが「『スカイ』は長い間、ヨルク・ダールマンと良い関係で仕事をしてきました。ですが、私たちの見解では彼は最近、再三無神経且つ不適切な態度をとっています。『スカイ』ではメディア企業としての責任を重く受け止め、そのため、今後彼を起用しないことを決めました」と説明している。

以下に続く

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