フライブルクに加入したMF鈴木唯人は、早い時期からレギュラーとしてプレーすることになるのだろうか。地元紙『バーディシェ・ツァイトゥング』のスポーツ編集長を務めるレネ・キュブラー氏は、そう信じているようだ。
現在23歳の鈴木は、今夏にデンマークのブレンビーからフライブルクに加入。7月半ばに新チームに合流すると、オーストリアキャンプ(16日~25日)中に行われた、オーストリア1部のアルタッハ戦(3-0)とドイツ2部のディナモ・ドレスデン戦(3-3)という2試合のテストマッチにいずれも60分間出場した。
キュブラー氏は『バーディシェ・ツァイトゥング』のポッドキャストでチームの印象を語る中、新加入の6選手をそれぞれ評価。聞き手から「鈴木はすぐにファーストイレブンの一員になるかもしれませんね」と問われると、次のように返している。
「まさにその通りだ。 アルタッハ戦ではまだそれほど目立たなかった。あの試合ではフィジカル面での適応に、まだ課題を抱えていたのだろう。ただ、ドレスデン戦では中央で、フォワードの後ろのポジションでプレーし、本当に目を引く素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた」
「彼がSCフライブルクを確実に前進させられる選手であることが、あの試合ではっきりとわかった。中央で一度下がってボールを受けたら、そこから前へと加速する。すぐに前を見て攻撃を展開できる選手だ。パスであれ、ソロでの突破であれ、常に前を意識している。ドレスデン戦では、本当にそれらすべてを見せてくれた。彼はそのクオリティで、SCにすぐに貢献できるだろう」
なお、キュブラー氏は今夏に移籍する可能性が高い選手たちにも言及。堂安律については、他メディアと同様に退団がほぼ確実で、フランクフルトへの移籍が濃厚と見ている。


