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Ritsu Doan Freiburg 02152024(C)Getty Images

堂安律は「ドリブルがとても上手く非常に危険」バイエルン指揮官、フライブルクの両サイドアタッカーを警戒

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バイエルン・ミュンヘンは1日に行われるブンデスリーガ第24節でフライブルクとのアウェーマッチに臨む。トーマス・トゥヘル監督は試合に向けた記者会見で相手チームの堂安律のプレーにも触れている。

公式戦3連敗を喫し、リーグでは首位レヴァークーゼンと8ポイントの差をつけられたバイエルン。先日にはトゥヘル監督の今シーズン限りでの退任が発表され、前節RBライプツィヒ戦では勝利したものの緊迫した空気が漂い続ける中、2月29日にフライブルク戦に向けた会見が開かれた。

敵地ラツィオとのチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝のファーストレグを落とし、5日にホームでのセカンドレグを控えるバイエルンだが、トゥヘル監督は「まったく関係ない」としフライブルク戦でのメンバーの温存を否定。また、前節で累積警告で出場停止のDFマタイス・デ・リフトに加え、練習に復帰したばかりのセルジュ・ニャブリや離脱中のキングスレー・コマンらの欠場を認めるも、ここ数日間チーム練習を欠席したリロイ・サネのメンバー入りに関しては明言を避けていた。

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一方で同監督はマックス・エーバル氏が競技部門の取締役に就任したことについて問われた際には、「もちろんマックスからフルサポートを求めている。そしてこれからの数カ月間も今までと同じ貪欲と情熱をもって取り組むつもりだ」とコメント。だが、「私は明日のことしか考えない。フライブルクに勝つために全力を尽くす」とも語り、「チームの印象も良い。みんな健康であること、何人か戻ってくることを願う。それが叶えば、明日の勝利を確信する」と自信を覗かせた。

「金曜の夜のフライブルクでの試合は常に複雑なものだ」と話す同監督はその相手の特徴にも言及。「フライブルクは非常にフレキシブルで可変的だ。非常に早く我々のフォーメーションに合わせてくるかもしれないし、運動量が非常に多い」と指摘すると、堂安やヴィンチェンツォ・グリフォの名前を口にした。

「右サイドにはドウアンがいる。ドリブルがとても上手く非常に危険だ。グリフォのいる左サイドはまた少し異なっていて、彼は度々インサイドハーフの位置に入り、クロスやパスでボールをボックスに通そうとする。通常は後方からオーバーラップする左サイドバックもいて、非常に危険だ」

「戦術的にもとてもフレキシブルだ。4バック、或いは5バックかもしれないし、両方かもしれない。ビルドアップ時にはフォーメーションを変えてくるかもしれない。ロングボールが多く、時には攻撃の選手が7人を目掛けてロングボールが送られることもある。なので、我々はいくつかの解決策を必要とし、チームの準備をしなければならない」

フライブルクは今季は主力選手の負傷離脱が多く、ここ最近リーグ戦5試合は1分け4敗と不振。それでもトゥヘル監督はクリスティアン・シュトライヒ監督率いるチームへの警戒心を高めている。

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