フライブルクのクリスティアン・シュトライヒ監督は日本代表のアジアカップ敗退を受け、堂安律についてコメント。ドイツ誌『キッカー』が伝えた。
今季は数多くの主力組の故障者を抱え、なかなかパフォーマンスが安定しないフライブルク。1-3で落とした先日のシュトゥットガルト戦では主将のクリスティアン・ギュンターが約半年ぶりの復帰を果たしたものの、有望株MFメルリン・レール足の裏を見せながらのスライディングで一発退場となると、さらにセンターバックのマティアス・ギンターがアキレス腱の問題で途中交代を強いられ、不安が残る状況が続く。
ウィンターブレイク明けに鼠頸部の手術を受けたCBフィリップ・リーンハルトも今後しばらく欠場の見通しとなっているフライブルクは、9日の第21節では敵地にてボルシア・ドルトムントと対戦。一方で、この試合に向けてはアジアカップ準々決勝でイランに1-2で敗れ敗退した日本代表の堂安のメンバー復帰は必至のようだ。
シュトライヒ監督はアジアカップのグループステージでの最初の2節は途中出場し、最終節以降の3試合にはスタートした堂安の帰還についてコメント。「敗れたのは良くないが、帰ってくるのは良いことだ」と表現し、選手のメンタルを気にしつつ復帰を喜ぶ様子をうかがわせた。
なお堂安は今季フライブルクではアジアカップまでの公式戦24試合にすべて出場。ドルトムント戦では敗退のうっぷんを晴らす機会が与えられるかもしれない。


