フライブルクのヨハン・マンザンビは、鈴木唯人との連携に手応えを感じているようだ。クラブメディアで語っている。
フライブルクは11月30日のブンデスリーガ第12節でマインツをホームに迎えて対戦。前半26分までに2-0のリードを奪うと、28分の一発退場で相手が1人少なくなってからも勢いを緩めず、後半にも2ゴールを追加して4-0の大勝を収めた。
中でも、マンザンビの3点目のゴールが注目を浴びている。昨季後半戦から台頭し、20歳にしてすでにスイスA代表にも継続的に招集されているMFは、50分に左サイドからボールをボックス内へ運ぶと、アーク左手前に位置していた鈴木とワンツー。ボックス中央へ動いたマンザンビが再びボールを受け、PKスポット付近から右足を振り抜いてゴールネットを揺らした。
そんなマンザンビだが、試合後には「相手のレッドカードで、僕たちにとって少し楽になった」と数的優位となった状況に触れつつ、「今日はチーム全体が良いプレーをしたし、途中出場の選手たちも同様だった」と語り、チーム全体の出来を評価。また、自身のゴールシーンについて問われると、「ユイトとは良い理解があると思う。だから、彼にボールを出せば、また自分のところに戻ってくると分かっている」と、ブンデスリーガ初アシストを記録した鈴木との意思疎通の良さを示した。
また、この試合でフル出場し2点目をアシストしたFWルーカス・ヘーラーも、マンザンビと鈴木の“コンビ”を称賛。「2人はとてもプレー能力が高い。見ていて本当に楽しいよ。彼らがピッチにいれば、必ず何かクリエイティブなものが生まれると分かっている。ゴールにつながって本当に良かった」と喜んだ。



