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堂安律の今夏の移籍は止められない?現地メディアが指摘「クラブでの最後の数週間を迎えるかもしれない」

フライブルクの堂安律は、現地メディアから「クラブでの最後の数週間を迎えるかもしれない」と指摘されている。『BZ』が伝えた。

現在26歳の堂安は、2022年にPSVアイントホーフェンからフライブルクに移籍。初年度からリーグ戦33試合5得点という印象的なパフォーマンスを残すと、3年目となった今季はすでに26試合8得点、6アシストを記録し、チームに欠かせない存在に。フライブルクの指揮を務めるユリアン・シュスター監督も記者会見で「できるだけ長く自分のチームにいてほしい」と希望を述べつつ、「彼は今シーズンさらに安定し、攻撃面と守備面で重要な存在だ。彼は注意深く守備もこなす」と称賛するほどだ。

そんな堂安に対する評価は上がっており、今夏の移籍市場に向け、フランクフルトなど多くのクラブが獲得候補に名前を挙げている。

先日、フライブルクのスポーツディレクターを務めるクレメンス・ハルテンバッハ氏は、『キッカー』の取材に対して「完璧な移籍のタイミングについて語るとすれば、それは恐らく夏に来るだろう。もちろん、オファーが適切であればね」とコメント。オファー次第では夏に移籍する可能性がかなり高まっている。

現地メディアは今後、数週間でさらに成績を伸ばせば、彼への興味はさらに高まるだろうと指摘。クラブは「彼を留めるためにすべてを試みる」つもりのようだが、ハルテンバッハ氏も「さらに多くのスカウトのノートに名を残すために全力を尽くしている」と移籍の可能性を隠していない。

ハルテンバッハ氏は日本代表での活動を終えて戻ってきた堂安に対し、「ワールドカップが堂安のキャリア計画において重要な役割を果たすだろう」と述べており、ここからのさらなる活躍を期待しているようだ。

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