Christian Streich SC Freiburg 2020-21Getty Images

同一チームの指揮官として11年目に突入…フライブルク、シュトライヒ監督との契約を更新

フライブルクは11日、クリスティアン・シュトライヒ監督との契約を更新したことを発表した。クラブのポリシーとして契約期間は明かされなかったものの、これにより同監督は少なくとも11シーズン目も同じクラブで指揮を執ることが決まった。

現在55歳のシュトライヒ監督は2011年末にそれまで4年半務めていたアシスタントからフライブルクのトップチームの監督に昇格。現役時代も同クラブでプレーしていたことのある同監督だが、1995年~07年まで務めた下部組織のコーチとしてU-19チームをユースリーグのタイトルや3度のユースカップ制覇に導いている。

また、ブンデスリーガで予算が最も少ないうちに入ることで知られるフライブルクは同監督の下では今となってすっかり1部に定着。15-16シーズンこそは2部に降格していたが、1年での1部復帰に成功。例年主力選手を引き抜かれながらも新たな若手の発掘・育成を繰り返し、チームは団結力のあるサッカーを見せ続けている。

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契約更新に至ったことについて、シュトライヒ監督はクラブの公式ウェブサイトを通じて「私たちの仕事に対する評価や信頼を嬉しく思う。この協力関係にはこれまで歩んできた道を今後も進むために必要な要素がすべて揃っている」とコメント。また、競技部門を担当する幹部のヨッヘン・ザイアー氏は同監督に感謝を告げつつ、「ともに歩む道に大きな手応えを感じ続けている」と語っていた。

前節ボルシア・ドルトムント戦で通算700試合目のブンデスリーガ1部戦を迎えたフライブルクだが、それらで指揮を執ったのは4名のみ。91年~07年までの16年間、後には浦和レッズの監督を務めたフォルカー・フィンケ氏が同クラブを率いており、それがドイツのプロサッカーでの最長の在任期間となっている。

なお現時点において、欧州主要リーグでシュトライヒ監督を超える長期政権を築いているのは11年7月からリーグ・アンのアンジェ率いるステファン ・ムーラン監督のみ。ちなみにフライブルクは昨夏、そんなアンジェから1000万ユーロ以上と見られるクラブレコードの移籍金でMFバプティスト・サンタマリアといった選手を獲得した。

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