フランクフルトのディノ・トップメラー監督が、新加入のMF堂安律をフラムとの非公開試合で起用した理由を明かした。ドイツ紙『ビルト』がコメントを紹介している。
フランクフルトは現地時間9日午後、クレイヴン・コテージで行われたテストマッチでフラムと対戦。レギュラー陣中心のメンバーで臨み、0-1で敗れた試合を堂安はスタンドから見守っていた。ところが試合中、この日の午前中にフラムのトレーニンググラウンドで急きょ行われた非公開試合に堂安が出場し、加入後初ゴールを挙げて3-1の勝利に貢献していたことが明らかになった。
トップメラー監督はその試合で堂安を起用した理由について、「彼にはプレーしてほしかったが、いきなり強いスポットライトが当たる状況にはしたくなかった」と説明。「まずは少し馴染んでもらいたかったし、スタメン出場の機会も与えたかった」と続け、そのパフォーマンスについては「早速素晴らしいプレーを見せ、すぐにフィットした」と称賛している。
なお『ビルト』は、「このウインガーはようやく加入したものの、ファンが彼のプレーを目にできるのは、次の日曜日に行われるFVエンガースとのDFBポカール初戦まで我慢しなければならない」とも伝えている。
