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40歳の誕生日を迎えた長谷部誠に…現地紙が過去から現在までのフランクフルト監督6人の“祝福メッセージ”を紹介

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フランクフルトの過去から現在までの監督たち6人が、ドイツ紙『ビルト』で元日本代表の長谷部誠の印象を語った。

1月18日に40歳の誕生日を迎えた長谷部。2014年夏にニュルンベルクからフランクフルトに加わってから公式戦299試合に出場。18年にはDFBポカール、22年にはヨーロッパリーグの制覇に貢献し、昨季はヴォルフスブルク時代以来だったチャンピオンズリーグ出場を経験した。ここ数年間ブンデスリーガ最年長の現役選手である長谷部は同クラブでは「生けるレジェンド」と呼ばれる伝説的な存在だ。

そんな長谷部の誕生日を機に『ビルト』はフランクフルト加入以来、指導を受けた監督たちのコメントを紹介した。

以下に続く

14年夏から15年5月まで指揮を執ったトーマス・シャーフ氏は「40歳になってもこのレベルでプレーできるのはたくさんのことを正しく行い、とりわけ高いプロ意識をもって生きてきたということだ」とその姿勢に脱帽。「何しろ彼はいくつかの重傷から復帰したのだからね。彼が偉大なフットボーラーであることに疑いの余地はない。だが彼は並外れた人間でもある」と絶賛した。

シャーフ氏の後任となったのはヴォルフスブルク時代から知るアルミン・フェー氏。15年夏から16年3月までフランクフルトを率いり、長谷部を右サイドバックなど複数ポジションで起用した同氏は「ハーゼ(長谷部の愛称)はどの監督にとっても贈り物だ。彼のような選手はどのチームも欲しいだろう」と語り、以下のように続けた。

「まず、彼はサッカーのために生きていて、フィットネスを維持するためにすべてをやるからだ。だから彼は40歳になってもまだブンデスリーガでプレーしている。そしてもうひとつは、彼はものすごく感じのいい人間で、チームプレーヤーだからだ。こういった資質から、彼が優れた監督になれると私は信じている」

16年3月から18年夏まで指揮を執ったのは現在ヴォルフスブルクを率いるニコ・コバチ監督。3バックの中央に配置し長谷部の“リベロ起用”を始めた同監督は「マコトはその豊富な経験と驚くべきプロ意識をもって、(チームの)発展においてものすごく大きな役割を果たしたんだ。常に彼を頼りにすることができた」とベテランへの厚い信頼を強調しながら、「彼はあの頃にもすでに監督のように考えていた。マコトは絶対的なプロ選手のロールモデルであり、私はそのプロ意識に加えて、人当たりがよく礼儀正しい振る舞いも気に入っている」とも話している。

また、コバチ監督の後を継いだ現モナコのアディ・ヒュッター監督は長谷部について「彼は私がこれまで指導してきた選手の中で最もプロフェッショナルなプレーヤーの1人…いや、最もプロフェッショナルなプレーヤーなのかもしれない」と回顧。「これから成功に満ちた監督キャリアを迎えることも十分に想像できる。そのために必要なものをすべて持ち合わせているからね。彼が私の下にいてくれたのは私にとって幸せなことだ。素晴らしい人間だ!」と褒め称えた。

21年夏から2年間フランクフルトを率いたオリヴァー・グラスナー氏は「マコトはとにかく並外れた存在だ。彼のキャラクター、謙虚さ、プロ意識、自分がプレーしなくてもチームを思う姿勢…。彼は常にチームの成功だけを考えるんだ」と絶賛。さらに指導者としても期待を寄せた。

「私は彼には間違いなく監督としてのキャリアがあると確信している。すべてを兼ね備えているからだ。競技においてゲームを理解していれば、人間関係においてソーシャルスキルも持っている。でも彼が望むなら、あと5年はプレーできるはずだ。いずれにせよ、彼が彼らしく幸せな人間であり続けることを願いたい」

なお昨夏に就任したディノ・トップメラー監督は「私のキャリアにおいて、プロ意識の点で、このトップレベルでこのような意志を持った選手はほとんどいなかった。だから我々は彼のような模範的選手が毎日ドレッシングルームにいることを喜んでいる。彼は我々にとって信じられないほど高い価値を持っているんだ」と長谷部の今のチームにとっての重要性を強調している。

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