ブンデスリーガ第10節のフランクフルト対ボルシア・ボルトムントが5日にドイチェバンク・アレーナで開催された。
勝ち点12で9位に位置するフランクフルトが、勝ち点18で4位につけるドルトムントをホームに迎えた。フランクフルトは鎌田大地がリーグ戦10試合連続スタメンとなった一方、長谷部誠が3試合連続ベンチスタート。対して、ハーランドが負傷離脱となったドルトムントは、サンチョとレイナ、ブラントの3トップで、16歳のムココをベンチに置いた。
試合は序盤に好調の日本代表MFが動かす。9分、バックラインからのフィードを最終ライン裏で受けた鎌田がボックス左で右足トラップ。GKが前に詰めてきたところで、すかさず左足でのフィニッシュでシュートを流し込み、技ありゴールでチームに先制点をもたらす。前節のウニオン・ベルリン戦でも2アシストを記録した鎌田は、第3節のホッフェンハイム戦以来となる今季2ゴール目を奪った。
ハーフタイムにかけてはドルトムントがサンチョを中心に反撃に転じる。26分には、ボックス左でボールを受けたサンチョがシュートに持ち込むも、これはわずかに右にはずれる。一方のフランクフルトは34分、左サイドのクロスから正面のバルコクがシュートに持ち込んだが、こちらもバーの上に飛んで枠を捉えられず。試合は1-0のまま折り返す。
ハーフタイム明け、ドルトムントのファーヴル監督は16歳のムココを投入する。後半立ち上がりから攻勢を強めたドルトムントは、56分にボックス左から18歳のレイナがゴール左上隅に鋭いシュートを突き刺して試合を振り出しに戻す。
その後、ドルトムントはサイドアタックを軸に相手を押し込む。ムココもシュートに持ち込むシーンをつくったが、フランクフルトも粘り強い対応を続けて失点を阻止。そのまま1-1で終了し、両者が勝ち点を分け合った。
■試合結果
フランクフルト 1-1 ドルトムント
■得点者
フランクフルト:鎌田(9分)
ドルトムント:レイナ(56分)
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