フランクフルトに所属する元日本代表MF長谷部誠はチャンピオンズリーグ(CL)第2節マルセイユ戦でスタメンに復帰するのだろうか。ドイツ誌『キッカー』がその可能性を指摘した。
フランクフルト率いるオリヴァー・グラスナー監督は先月半ばのブンデスリーガ第2節ヘルタ・ベルリン戦(1-1)まで3バック・フォーメーションで臨むもそれ以降は4バックに移行。それにより序盤は何度か途中出場していた長谷部の出場機会はCL開幕節のスポルティング戦終盤、0-3のビハインドの状況での数分間に限られていた。
しかし、10日のホームでのリーグ第6節でヴォルフスブルクに0-1で敗れたフランクフルトだが、グラスナー監督が再び3バックを選択する可能性が浮上。『キッカー』はDFクリストファー・レンツが数週間の離脱を強いられ、ユヴェントスからレンタル加入のDFルカ・ペレグリーノのコンディションがまだ思わしくない左サイドバックの状況に言及し、より攻撃的なMFファリード・アリドゥを左サイドに置くと考えるようだ。
加えて右サイドに攻撃力に長けるMFアンスガー・クナウフの右ウィングバックとしての起用を予想する同誌は、これらにより3バックの再導入を必然的と見る模様。「そうすると、大ベテランのマコト・ハセベが守備の中心的な存在としてのカムバックを果たすことになるだろう」と指摘し、長谷部を中央、DFエヴァン・ヌディカを左、DFトゥタを右に配置した最終ラインの復活が濃厚と述べている。
先日のスポルティング戦で13年ぶりにCL戦に出場した38歳の長谷部。マルセイユとのアウェーマッチで、この舞台で13年ぶりにスタメンに名を連ねるのだろうか。