2021-01-08 Hasebe Makoto FrankfurtGetty Images

長谷部誠にトルコの19歳逸材が弟子入り「彼は僕がどうやっているのか見ていますね(笑)」

フランクフルトに所属する元日本代表MF長谷部誠に、19歳のU-21トルコ代表FWアリ・アクマンが“弟子入り”しているようだ。ドイツ『ビルト』や『ヘッセンシャウ』が伝えている。

フランクフルトで8シーズン目を迎える現在37歳の長谷部。昨季後半戦途中からクラブの練習に参加し、今夏から正式にメンバーとなったトルコの逸材にとって、師匠のような存在のようだ。『ヘッセンシャウ』は「新たな国、新たなクラブという彼にとって新たな状況」に置かれたアクマンは「いつもマコト・ハセベにくっついている」と紹介し、「ドレッシングルームに向かおうと、トレーニングに行こうと、トレーニングのメニューでも」一緒に行動していると伝えている。

その長谷部だが、アクマンについて『ビルト』で「彼はウォームアップのとき、いつも僕の真後ろにいて、僕がそのメニューをどうやっているか見ていますね」と笑いながらコメント。「ドレッシングルームでも注意深く観察していて、それは良いことだと思います。自分はお手本でなければいけませんからね」と続けた。

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一方で、おそらくチームに限らずブンデスリーガ全体でも最年長の選手として新シーズンに臨む長谷部は今後も必ずしも自身が主将を務めなければいけないとは考えていないようだ。「もちろん、そうしたいとは思っています」と前置きしつつ、「ただ、これに関しては次の世代が責任を引き受けるべきかと考えます」と特にキャプテンシーにこだわらない様子を示している。

オリヴァー・グラスナーを新監督を迎えたフランクフルトはここ数年間主に用いられたフォーメーションが3バックから4バックへと移行する可能性が伝えられている。3バック中央のリベロ役、昨季は途中から同システムでボランチを務めた長谷部だが、「両方できますし、準備ができていなければいけません」と意気込み。「みんなまたゼロからのスタートになります。特別なことではありませんし、当然僕も自分のポジションを巡って競わなければいけませんね」とも話していた。

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