フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠がドイツ誌『シュポルト・ビルト』で、今夏以降の現役続行を望んでいることを明言。インタビューでは現在のチームへの手応えについても語った。
ここ数シーズンは主にフランクフルトのリベロとしてプレーしていた長谷部だが、アディ・ヒュッター監督は第14節レヴァークーゼン戦以降はより攻撃的なジブリル・ソウのパートナーとして中盤に配置。その長谷部の起用法が、アミン・ユネスや鎌田大地らトップ下2人の同時采配、アンドレ・シウバの活躍、ルカ・ヨヴィッチの復帰などほかの要素とともにチームの好調につながったと見られる。
そして、長谷部自身も現在ブンデスリーガ3位まで順位を上げたそんなチームのパフォーマンスに大きな手応えを感じている模様。インタビュアーにここまで絶好調な時期を経験したことがあるかと聞かれると「いいえ、正直、ないと思います」と返答。「2009年、ヴォルフスブルクで11試合負けなしだったことはあります。みんなすごく調子良く、最後はマイスター(優勝者)になりました」と振り返りつつ、「でも今こそ自分にとってのハイライト、最も美しい日々と感じています」と明かした。
長谷部は続けて、当時のヴォルフスブルクと「比較するのは難しいですが、サッカーの面では今のチームは僕がプレーした中でベストだと思います」と強調。「コンビネーションが素晴らしいし、プレーの組み立ても優れています。プレーにバリエーションがあり、中央だけではなくサイドからもいけます。最高なバランスを見い出すことができ、なおかつ非常に安定しています」と特徴を述べた。
昨年12月半ばには10位につけていたフランクフルトは今は来季チャンピオンズリーグ出場権を得られる順位。8勝2分けの快進撃の要因について、次のように話している。
「最初に挙げたいのは、長い間勝ち切れなかった秋にも自分たちを信じ続けたことでしょう。監督も落ち着き払っていたし、そんな中でも僕たちのパフォーマンスレベルは高いと話していました。それにチーム内の競争も助けになっています。ルカ・ヨヴィッチやセバスティアン・ローデのような選手たちをベンチから送り込めるということはチームのクオリティがとても高い証でしょう」
「細かい部分もたくさんあります。例えば、トゥタがキャリアを終えたダヴィド・アブラハムがプレーした守備ラインの位置でこれほど早く機能したことには驚かされました。3カ月前には完全にメンバーから外れていたエリック・ドゥルムは今はまた重要なプレーヤーになっています。アンドレ・シウバは決め続けていますし、フィリップ・コスティッチもフォームを取り戻しています」
一方で、長谷部はここで立ち止まってはいけないとも強調。「2018-19シーズン後半戦をまだ忘れていません。当時、第32節までは4位につけていましたが、終盤の6試合に勝てず、結局7位になってしまいました」と指摘し、「夢を持ち、何かを信じたり望むのは良いことだと思います。僕だって願望を抱いています。チャンピオンズリーグで6試合をプレーしたことがあります。僕たちはクオリティを備えていますし、優れたチームだと思いますが、謙虚な姿勢を持って1試合1試合に集中していかなければいけません」と続けていた。
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