2021-01-08 Hasebe Makoto FrankfurtGetty Images

「今でも絶対的なトッププレーヤー」37歳となった長谷部誠にフランクフルト指揮官も脱帽

フランクフルト率いるアディ・ヒュッター監督は、現地時間20日のブンデスリーガ第17節フライブルク戦に向けたリモート会見に臨み、その中で新キャプテンや長谷部誠について語った。

アルゼンチン人DFダヴィド・アブラハムが前節シャルケ戦を持って退団したことでキャプテンの人事が注目されるフランクフルト。やはり会見の冒頭でこの件について質問されたヒュッター監督だが、「今夏までこれに関しては決断を下すつもりはない」と明かすと、「ゆっくり様子を見ながら、最終的に誰がキャプテンになるのか決めたい」と説明し、このようにも語った。

「現在、マコト・ハセベやセバスティアン・ローデ、ケヴィン・トラップといったベテランもいれば、マルティン・ヒンターエッガーのようにしばらく前から在籍する選手もいる。彼らは、将来的にこの役割を担うことが考えられるかもしれない。誰がピッチに立つかにもよるが、みんなにチャンスを与えたいため、まだ決めないでおくつもりだ」

以下に続く

一方、オーストリア人指揮官はこの19日に開かれた会見で、前日に37歳の誕生日を迎えた長谷部のパフォーマンスについて問われた際、「昨日みんなで彼の誕生日を祝った」と話し、パフォーマンスについては「マコトは年齢とともに良くなるワインのような選手」と形容しつつ、次のように続けた。

「マコトの場合、燃え尽きや足が止まる様子、判断スピードの衰えなど感じ取ることがまったくない。今でも絶対的なトッププレーヤーだよ。37歳でそうなのだから脱帽しなければならい。彼は時間を100パーセント回復のために費やし、生活もそれに合わせている」

「ケガもまったくない。以前抱えていたひざの問題に関しても完全に克服している。常にトレーニンググラウンドに立っているんだ。だからたまには彼を練習を1回休ませたりしているね。とにかく、我々にとってはトッププレーヤーだし、最近の試合でもMFとして素晴らしい印象を与えている」

なお同監督は、自身が以前、長谷部が今夏に現役引退する可能性を示唆したことについてにも触れ、「数週間前に続行するかしないかについて話したが、おそらくまだ結論が出ていだろう」とコメント。「これに関しては、我々もマコトと同様に落ち着いており、適切なタイミングで彼と話し合うつもりだ」とも明かしていた。

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