日本代表MF鎌田大地は、今夏にフランクフルトを離れることはないのだろうか。ドイツ紙『ビルト』の取材で自身の状況にも触れた。
鎌田は6月半ば、代表合宿中にオンライン会見に出席した際、クラブでの昨年の状況を振り返り「フランクフルトで我慢して、そのまま上にいくのが一番早いなと思って残ったんですけど。目先のお金だったり、ちょっと格上のクラブにいくのもいいと思うけど、僕の目標はそこじゃない。目先のことを考えて将来的なことを考えながらですね」などと言及。コメントはドイツメディアでも報じられ、今夏のトッテナムやセビージャ行きの可能性が騒がれていた。
しかし、本人は少なくとも今夏の移籍については具体的に考えていないかもしれない。『ビルト』の取材でオフ中の移籍報道について問われた鎌田は、「それについてまだ監督や責任者たちと話していません。ただ、ここでの契約はまだ2年残っています。シーズン開幕時には良いパフォーマンスを見せるために、フランクフルトとの新シーズンに向けた準備に集中しています」と返答している。
昨季リーグ戦で28得点をマークしたポルトガル代表FWのアンドレ・シウバがRBライプツィヒへ移籍したフランクフルトだが、鎌田はチームの得点力の低下を特に心配していない様子。「15得点に関与するという目標を掲げたのは、昨シーズンだけではありません。毎年、それを達成することを目指しています」と明かすと、「もしかしたら今シーズンはアシストより得点を多く記録するかもしれないです。パスを出すよりか自らシュートすれば良かったシチュエーションもあったので」とも語っている。
また鎌田は、ドイツ五輪代表入りを果たし、大会では2ゴール決めた同僚のFWラグナル・アチェを高く評価している模様。「ラグナルは日本でもついこの間、常にゴールが期待できる選手の1人であり、アンドレの抜けた穴を埋めるにあたって助けになり得る選手であることを示しました」と話している。
新たに獲得した選手を含めてアタッカーが9人となったフランクフルトだが、鎌田は「攻撃的MFではかなりの戦力が揃っていますが、去年も僕が契約延長してから3人の攻撃的MFが加わりました。なので、競争は新しいことではありません」とポジション争いへの自信を覗かせている。


