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長谷部誠の“弟子”アクマンはオランダで武者修行へ…フランクフルトが逸材のレンタル発表

長谷部誠や鎌田大地が所属するフランクフルトは4日、U-21トルコ代表FWアリ・アクマンがオランダのナイメヘンへ期限付き移籍することを発表した。

アクマンは、トルコの逸材として期待される現在19歳のFW。今年2月にフランクフルトが今夏のフリーでの加入を発表すると、2015年から在籍していたトルコ2部ブルサスポルでは練習から追放されていた。最終的には同クラブとの契約解除に至り、登録期間外のため公式戦への出場は許されないものの、3月以降フランクフルトのトレーニングに参加していた。

そしてアクマンは、今シーズンはエールディビジでの武者修行に送り出されることが決定。フランクフルトのマルクス・クレシェ役員は「アリはとても大きな才能を持ち、彼の年齢にしてはかなりいいところまで来ている。だが、コンスタントにプレーすることが重要だ。NECナイメヘンは運営がしっかりしたクラブで、強力なリーグといった条件が揃っており、アリが成長するにあたって今シーズン、そこで次のステップに進めることを確信している」と決断を説明した。

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アクマンは以前、「いつもマコト・ハセベにくっついている」とまるで“弟子入り”したかのような様子が現地でちょっとした話題に。長谷部は『ビルト』で、そんなアクマンについて「彼はウォームアップのときいつも僕の真後ろにいて、僕がどう取り組んでいるのか見ていますね」と笑いながらコメント。「ドレッシングルームでも注意深く観察していて、それは良いことだと思います。自分はお手本でなければいけませんからね」とも話していた。

なおクラブは同日、昨シーズン期限付きでブンデスリーガ2部ザンクト・パウリで過ごしていた元U-20ウルグアイ代表MFのロドリゴ・ザラザールの移籍も発表。21歳のボランチを買い取り義務付きのレンタルでブンデスリーガ2部シャルケに送り出したことを伝えている。

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